子育てバイブル

無痛分娩のはずが帝王切開に

急な帝王切開で不安な気持ちに

育児

一人目の出産は無痛分娩を希望していました。

高齢出産だし、普通分娩は大変だったと友人達に聞かされていたからです。

なるべく出産の恐怖を軽減してストレスが少ない妊婦生活を送りたかったのもあります。

予定日になっても産まれて来ず、2週間経過しても産まれてくる気配がありません。

もうタイムリミットだと言われ、病院で検診を受けに行きました。

検診中、心音を測っていると看護婦さんの顔色が一瞬変わり、周りがあわただしくなりました。

何だか怖くなり看護婦さんに理由を聞いても何も言ってくれません。

○○さん、今から違う部屋に移りますねと言われ、ベッドのある部屋に寝かされました。

そして、赤ちゃんの心音が弱ってきていると言われました。

このままでは母子ともに危ないので急遽、出産を誘発する薬を投与して出産に臨みましょうと言われました。

心音が弱っている事にも不安を覚えましたし、急な出産に臨むことにも怖くて涙が出そうでした。

ですがその後、何時間か陣痛を誘発する薬を打ちましたが一向に陣痛はきません。

これ以上時間をかけるのも危ないので、帝王切開にしましょう。

お父さんに連絡してくださいと看護婦さんに言われました。

帝王切開!?なにそれ!?とパニックになりました。

主人も病院にきて承諾書を記名し、すぐさま手術になりました。

真っ裸で手術台に乗せられ背中を丸めて、産婦人科の院長が麻酔の注射を背骨付近に何回か打ちます。

そんな姿を人前でさらす恥ずかしさと、経験したことのない事に身体がガクガク震え始めました。

人は本当に恐怖の時、自然とこんなに震えるものなんだなと初めて知りました。

院長の腕が良いことも聞いていましたし、看護婦さんもみんな良い方でテキパキと仕事をしているのも知っていたのですが、それでも怖くて仕方がありません。

麻酔が効いてくると手術が始まりました。

下半身はまったく感覚がなく、上半身は普通の感覚で意識もしっかりした状態です。

軽快でオシャレな洋楽やイルカの映像が大画面で映し出されたりしてリラックス空間を演出されていましたが、それを楽しむ余裕はこちらにはありません。

手術中、全然痛みは感じませんが引っ張られている感覚だけはわかります。

しばらくすると、かなり引っ張られた感があり、産まれますよ!

との看護婦さんの声のあとに元気な産声が聞こえてきました。

産まれてきてくれてありがとうと心の中で言い、無事に産まれて良かったと本当に安心しました。

すぐに綺麗に洗ってもらった赤ちゃんを見せてもらい、主人にも見せに看護婦さんが行ってくれました。

その後、麻酔が切れた後は痛みとの戦いでした。

5歩ほど歩くのに30分かかる激痛。地獄です。帝王切開は産む時は痛くないですが、術後の傷の痛みと後陣痛はかなりきついです。

1週間入院してやっと回復しました。

同じ出産はないというのは本当ですね。